ラジオで一度を耳にしたことがある車一括査定サービス「ナビクル」
口コミや評判を調べると賛否両論です。
車売却でナビクルはほんとにおすすめなの?
そもそも安心して取引できるの?
など不安に思っている方も多くいることでしょう。
一言で一括査定サービスといっても、20社を有に超えます。会社規模も違えば、強みも違います。
ナビクルとは?
「ナビクル」は、2000年2月に愛知県名古屋市で設立された東証一部上場企業である「株式会社エイチーム」の子会社で、ライフスタイルサポート事業を運営している「株式会社エイチームライフスタイル」が提供しているサービスです。
ラジオを聞く方なら、「中古車査定は、ナビクルで検索!」というフレーズを一度は耳にしたことがあるはず。
エイチームは、引っ越し業者比較サイト「引越し侍」や結婚式場情報サイト「ハナユメ」などをして運営しており、そのサービスのひとつとして「ナビクル(かんたん車査定ガイド)」を運営しています。
ナビクルの4つの特徴
・申し込みが「超」簡単
・すぐに買取相場がわかる
・最大10社に査定依頼できる
・提携業者は49社と少なめ
申し込みが「超」簡単
ナビクルの車一括査定なら申し込みは、以下の5項目の入力だけで済みます。
・メーカー
・車種
・年式
・走行距離
・連絡先
一括査定大手の「カーセンサー」では、最低でも13項目の情報を入力しなければいけないのに対し、ナビクルは5項目なのでかんたんシンプル。
くわえて、車の情報に関しては選択式(=ドロップダウン方式)で入力可能です。
「47秒で完了」と公式ホームページに書かれているように、スマートフォンやパソコン操作に不慣れな方でも簡単に申し込みができます。
すぐに買取相場がわかる
査定申し込みをすると、すぐさま入力した車の情報を基に買取相場が○○万円~○○万円と表示されます。
ポイント
事前に買取相場を知っておかないと、買取業者が提示してくる金額をベースに売却交渉を進める事になります。
「ズバット車買取」や「カービュー」などの一括査定サイトも同様のサービスを提供しているので独自のサービスとまでは言えませんが、実際に査定してもらう前におおよその査定額を知っておくことは大きなプラス要素と言えます。
最大10社に査定依頼できる
ナビクルでは、最大10社に査定依頼ができます。
ただし、他の一括査定サイトでは査定に来てもらえる業者を選択することができますが、ナビクルでは査定依頼できる業者を選ぶ事ができません。
買取業者からの電話は、査定日時が決まるまで掛かってくるので、いくら簡単に申し込めるからと言っても、電話対応の時間が取れるタイミングで申し込むことが賢明です。
提携業者は49社と少なめ
ナビクルは日本全国どこにお住まいでもサービスを利用できますが、提携している買取業者は49社(※2019年4月現在)
「ズバット車買取」や「カービュー」の提携業者数は200社を超えているので、比べるとナビクルは非常に少ない提携業者数です。
ナビクル(かんたん車査定ガイド)では、JADRI(一般社団法人 日本自動車流通研究所)に加盟している業者としか提携していません。
JADRI(ジャドリ)に加盟するには、会社設立年数や事業形態、情報開示など非常に厳格な基準を満たす必要があります。
つまり、厳選された信頼できる優良な買取業者のみしかいないので安心して売却できるということ。
ナビクルの悪いところと良いところ
ナビクルのデメリット
- 買取業者からたくさん電話が掛かってくることもある
- 査定依頼できる業者を選べない
- 提携業者が他社と比べると少ない
ナビクルのメリット
- 申し込みが簡単
- 信頼できる優良企業に売却できる
- 最大10社に一括査定ができる
ナビクルのQ&A
査定申し込みはキャンセルできるの?
「ナビクル」では、お問い合わせフォームから査定申し込みのキャンセルをすることで、査定を依頼した全ての業者へ、ナビクル運営側からキャンセルの連絡をしてもらえます。
一括査定サイトで査定申し込みをして各業者と査定日時の約束をしたものの、都合が悪くなったり車を売ること自体をやめた場合、もしくはすでに他の業者などに売却してしまった場合などに利用しましょう。
一見、当たり前のように思われるサービスかもしれませんが、これはプロ目線で言うと素晴らしいサービスです。
一般の方が買取業者に「都合が悪くなった」「他社に売った」という理由でキャンセルの連絡をしても、「いつならご都合が良いですか?」「当社ならさら良い条件が出せる可能性がある」などと、なかなか引き下がってくれないのが現状で、キャンセルするにはかなりの労力が必要です。
これは、先ほど「ナビクル」の特徴で解説した「JADRI加盟の業者のみと提携」していることが大きく関わっており、提携業者は「しつこく売却を迫ることは禁止」されているからこそできる「超」がつくほどの安心のサービスと言えます。
ただし、あくまで「査定申込のキャンセル」なので、買取店と売買契約をしてからのキャンセルに関しては、買取店と直接やり取りしなければいけません。
車を売ったお金はどうして後日振り込みなの?
多くの買取業者は、売買契約時に現金もしくは即日で買取り額を入金する事はなく、後日に指定口座へ振り込みとなります。
大手の買取業者になればなるほど、この傾向は高いと言えます。
これには2つの理由があります。
①営業マンの安全のため、車の買取り額はピンキリです。
②車を現金化できるタイミング
①営業マンの安全のため、車の買取り額はピンキリです。
車によっては数千円の場合もあれば、数百万円の場合もあります。
出張査定の営業マンは、基本的に査定と売却交渉の繰り返しで、一日のほとんどを社外で過ごしています。
そんな中、商談のために高額の現金を持ち歩く事は危険極まりない行動と言えます。
②車を現金化できるタイミング
買取業者は、車を買い取ることがメインの仕事だと思われがちですが、実はそうではありません。
買い取った車を売ることで利益を得ています。
車を売るには、「車」と「名義変更に必要な書類」が必要です。
多くの大手買取業者は、この2つが揃わないとお客様への入金決済ができません。
こういった理由で、多くの買取業者は「車」と「必要書類」の引き渡し後の入金が原則となっています。
買取相場と中古車相場の違いは?
車の売却を考えている方なら、愛車がどれくらいの値段で売られているかをネット上の中古車情報サイトで調べる方も少なくないと思います。
そして、いざ査定してもらったら思っていたよりもはるかに低い金額提示でショックを受ける方を私も多く見てきました。
しかし、これにはキチンとした理由があります。
「買取」相場と「中古車」相場は、似ているようで実は全くの別物です。
買取相場は、分かりやすく言えば「仕入れ値」です。
中古車相場(正式には中古車小売相場)には、仕入れ値プラス利益が含まれます。
前述したように、買取業者も車を売ることで利益を得ています。
ですが、利益と言っても丸儲けではなく、買い取った車を中古車として売れる状態にするため、整備や清掃といった費用やそれに掛かる人件費、次のオーナーに渡るまでの維持費も含まれます。
こうして、買取相場と中古車相場の間に隔たりが生まれます。
かんたん車査定ガイドをはじめとした一括査定サイトで、申し込み後の査定前のタイミングで買取相場が見られる事は、ユーザー様だけでなく我々のような車業界の人間にもありがたいサービスと私は捉えています。
ナビクルの総合評価
ここまでお読みいただければ、「かんたん車査定ガイド」=「ナビクル」が、いかに安心して信頼できる業者に愛車を売却できるサービスなのかをご理解いただけたかと思います。
車の売買、特に初めて一括査定サービスを利用する方は何かと不安を感じると思いますが、そういった方にこそ、安心して使える「かんたん車査定ガイド」の利用を検討することをおススメします。